映像コンテンツだけでは成績が上がらない理由
映像コンテンツの現状
映像コンテンツだけで成績を伸ばすのは難しいと思っている方は多いのではないでしょうか。
その通りです。映像コンテンツだけで成績を伸ばすことは非常に困難です。現在ではインターネットの発達に伴い、無料や安価なオンライン映像学習コンテンツが跋扈しています。しかし、これらのツールを自分自身が使おうとすると、なかなか成績を伸ばす結果に繋がりません。一体どうしてでしょうか。
口伝から文字へ
映像授業というと、それだけで完結する仕組みだと思っている方が多い印象を受けます。ほとんどの人が、映像コンテンツの捉え方を誤っているから、結果に繋がらず、無駄な時間を過ごしてしまったと感じているのだと思います。
文字の無い時代、言葉でそれを伝えることでしか、人は学習することができませんでした。しかし、文字が出てきたことにより、多くの人がそれを読むことで、学習することができるようになりました。言葉による伝承の正確さは計り知れないものがありますが、広く伝えようと思うと文字の方が便利です。文字の欠点は誤解して広まることが多い点にあります。
文字が誕生したころは、木や葉、石などに刻むことが主流でした。紙が発明されて以降、紙によって多くの書物が残されるようになります。それにより、たくさんの人が学ぶことができるようになり、現在に至ります。教科書も紙ででき、文字が刻まれています。
難しい書物からわかりやすい解説書へ
紙による学習も、初めの頃は洗練されず、難しい書物を読み込んで、一部の頭の良い人間だけが理解できるようなものでした。それをわかるように言葉で嚙み砕いて説明して、人に伝わっていくような様子です。しかし、時代の流れとともに、紙に書かれた文字が、理解しやすいものへと変化していきました。
教育現場において、わかりやすい例で言えば、難しい教科書ばかりだったものが様々な参考書や解説書、問題集が出現し、自分で読んで学習することも人に教えることも、非常に行じ易くなりました。また、イラストを用いた解説や漫画で解説したものなど、わかりやすいテキストは望めばすぐに手に入るようになりました。
映像はこれらのわかりやすいテキストの延長線上にあると考えるのが妥当です。
映像コンテンツの捉え方
わかりやすい参考書があったからといって、習ったことのない問題を確実に理解できるでしょうか。
映像コンテンツの問題はここに収束します。教科書を読んだだけで全てを理解できる人には、学校も塾も必要ありません。しかし、教科書を読んだだけではなかなか理解できない人も多いのではないでしょうか。その教科書の内容を解説してくれる指導者がいて初めて理解に繋がる方がほとんどだと思います。映像コンテンツは指導者ではなく、教科書や参考書と同じ類のものです。映像コンテンツも使い方の指導者がいないと理解に繋がりにくいということです。
正しく使えば強力な武器になる
では、難しい教科書とわかりやすい参考書、どちらの方が理解しやすいでしょうか。
当然、わかりやすい参考書になるでしょう。そのわかりやすい参考書をさらにわかるようにしたものが、映像コンテンツです。勿論、参考書の中に良し悪しがあるように、映像コンテンツの中にも良し悪しがあります。無料の映像コンテンツや自分で良さそうだからと選んでしまうと、時間を無駄にしてしまう結果に繋がりかねません。
アシストでは、数千万という問題量を兼ね備えた、非常に優れた映像コンテンツを提供でき、映像コンテンツを適切に運用できる指導者によって、テキストだけの授業より圧倒的に効率よく学習を進めて行くことができます。
ただ、これらの情報だけでは不安な方もいると思われます。学習塾を検討する際に最も重要な要素は、実際に体験してみるということです。アシストでは、他の学習塾とは違い、ICTコンテンツを活用した先進型の指導・学習管理を行っています。詳しい指導方法等、HPやチラシの情報だけでは説明しきれないため、検討の際は個別説明会の参加を強く推奨しております。