勉強についていくのが大変だと感じている方へ

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勉強についていくのが大変だと感じている方へ

ピンチかチャンスかは自分次第

中学生が悩んでいる様子

 「以前はこんなことはなかったのに、勉強する内容が難しくなって、ついていくのが大変だ」と思っている方が多いのではないでしょうか。
 それもそのはずです。学年が上がるにつれ、学習する内容は格段に難しくなっています。さらに、30年前の難易度と現在の難易度を比較すると雲泥の差となってしまっています。ほぼ全ての科目で学習する内容が増えた一方で、学習に割く時間は様々な理由から減少しているのが現状です。このことに気が付き、何とかしようとしている方はきっと良くなるだろうと思います。なぜなら、できないことに挑戦した時こそ、人は成長できるからです。勉強という壁に当たり、これを乗り越えようとする姿勢こそが、成績を上げるために重要な要素となってきます。

能力のある人間ほど慢心する

 成績が良い人の中には、あまり勉強していない人もいます。しかし、そのような人にも限界があります。自分は本気をだせば結果を出せると思っている人ほど、後で痛い目を見ることは、大人なら理解できると思います。この慢心が後になればなるほど、勉強する習慣を身につけることが困難になってしまいます。
 今、自分の限界に気付き、改善することができたなら、驕れている人を追い越すチャンスです。自分が先に継続的に成長できる習慣を身につけていれば、最終的に高みへ到達できるのは成長し続けられる人間です。
 では、勉強ができないという状態から抜け出して、勉強できるような状態にするにはどうしたらよいのでしょうか。

テストの点数を司る2種類の要素

 テストの点数は、その人の努力によって決まると思っている人が多いのではないでしょうか。

 間違いではありません。本人の努力によって、テストの点数が決定します。しかし、現実には努力をしたのにテストの点数が上がらなかったという方もいるのではないでしょうか。それも当然のことです。努力だけでテストの点数が決まるわけではないからです。
 テストの点数は主に2種類の要素によって決定します。
① 遺伝子
② 学習量
 です。
 遺伝子の作用は凄まじく、最新の研究によると、知能に関して50%を遺伝子が左右しているといわれています。ここで、残りの50%努力しても、結局遺伝子が50%も作用してしまうから、意味がないと捉えるのは誤りです。
 例えば、10分の勉強で100個の単語を覚える能力のあるA君がいたとします。A君は10分だけ勉強し、この単語テストで100点を取りました。一方B君は100個の単語を覚えるのに30分かかるとします。B君がA君と同じように10分だけ勉強したとすると、B君はこの単語テストで100点を取ることができないのは理解できると思います。また、B君が30分勉強すると、100点を取れるということも理解できると思います。
 要するに、人によって100点を取るために必要な学習量が違うということです。学校の授業だけで100点を取れる人もいれば、学校以外でも必死に勉強して30点しか取れない人もいるのは、この要素が関係しています。この要素が知能であり、遺伝子が大きく影響する部分です。

変えられないものを受け入れ、変えられるものを変えていく

 自分の遺伝子を変えることができるでしょうか。

 千年後の未来であれば、遺伝子を変えることが容易になっているかもしれません。しかし現代では、自分の遺伝子を変えることはできません。遺伝子は生命の設計図ですから、命が宿った瞬間に決定します。また、これを変えようとすると、遺伝子操作の話になり優生思想に繋がりかねません。根本的な問題として、全ての人がより幸せな暮らしをしていくために発展したものが学問でありますから、能力の高低によって人を選別し、社会から排除してしまっては元も子もありません。
 人は生まれながらにして得手不得手があるものです。人にはできることがある一方で、容姿や運動能力、知能、身長など、変えられない欠点があるものです。欠点の無い人がいるとしたら、それは歴史上たった一人だけだと断言できます。そのような中で、得意なことを見つけて伸ばしていけば、世界で輝く存在になることも可能となります。できないことを克服していくことも重要ですが、誤った方向に進んでしまうと、取り返しのつかない事態になりかねません。自分にできること、できないことを認識して初めて改善の一手を打つことができるのです。
 では、自分の能力を変えられないなら、変えられるものを見つけて、好転させれば良いのではないでしょうか。遺伝子は変えることができませんが、残りの50%の学習量は変えることができます。

学習環境

新個別指導塾アシスト愛媛松山校の塾内の様子

 学習量には大きく二つの要素が関係しています。わかりやすく言えば、生活環境自分の努力に当たります。生活環境が与える影響は30%程度、自分の努力による影響は20%程度と言われています。遺伝に加わり、学習が十分にできる環境でなければ、本人の努力以外の部分で80%も決めてしまっていることがわかります。学習環境が如何に大切か、理解できたのではないでしょうか。
 極端な例で言うと、将棋の名人は将棋に没頭できる環境があったからこそ、将棋の名人になれたわけです。将棋の才能がある人に野球をやらせていては、花開くことはありません。戦時中や貧困に喘ぐ地域に生まれてしまっては、このような可能性も見出すことができなかったでしょう。学習に関しても同じことが言えます。勉強できる能力があり、努力しようと思っていても、適切な学習ができる環境になければ、成績の向上へのハードルが高くなります。

 また、学習環境とは、空間的な環境だけではありません。解く問題や学ぶ内容も環境要因の一つです。家庭学習だけで自分に最も適した学習環境を揃えることは、至難の業でしょう。簡単に環境を変えることはできませんが、それだけ変える価値があるということを頭に入れておく必要があります。

本人の努力

 一方で、簡単に変えられるものが本人の努力です。これは遺伝子や環境に比べると圧倒的に変化をもたらしやすい要素になります。そうはいっても、なかなか自分から努力することができないという方も多いのではないでしょうか。
 それもそのはずです。努力を継続していくためには、勉強に対する動機付けが大きな要因となるからです。例えば、絵をかくことが好きな人は、絵を描くことに何時間でも没頭することができるでしょう。しかし、絵をかくことが苦手な人が、何時間も絵を描かなければならないとなると、苦痛でしかありません。勉強も同じで、やらされる勉強では継続して努力をしていくことができません。どうして勉強をしているのか、という根本的な問いに対して答えてこそ、勉強を前向きに捉える姿勢ができ、努力に向かうことができます。
 また、努力は自身の学習量に直結します。1時間の勉強で100点取れないなら2時間、2時間でダメなら3時間と、努力を積み重ねることが学習量の増加に繋がります。その結果として、100点を取れる状態まで自分を成長させていくことができるのです。しかしそれでも、本人が一人で意識を変え、努力に向かうことができるかと言われると、これも難しいことだと思います。

どうすればテストの点数を上げることができるのか

 学習環境と本人の努力が成績を上げるためのカギとなっていることは理解できたが、結局のところ、どうすれば成績が上がるのでしょうか。

 答えは簡単で、そのために学習塾があるということです。アシストでは、上記の内容を踏まえ、他の学習塾には無い、一人ひとりに最適な学習環境と、継続的な努力ができるようなコンテンツとツールを用意しております。
 家庭学習では、どうしても環境面で適切な問題を提供し続けることが難しくなります。アシストでは、数千万にも及ぶ問題から、一人ひとりに適した問題を瞬時に作成することが可能です。さらに、集中して取り組むことができる空間、ベテラン講師による解説など、徹底して効率化を計った仕組みで最適な学習環境を提供できます。

詳細は個別説明会で

小学生が正解と不正解を選んでいる様子

 成績を上げるためのコンテンツの詳しい内容については、文章だけだと伝わりにくいため、保護者対象の個別説明会にて案内をしております。個別説明会は無料で参加でき、その時に入塾を決める必要はありません。個別説明会を終えた後、お子様に無料で体験授業を受けていただいてから、検討していただく形を取っています。

 インターネットやチラシの情報だけでは、伝わるものも伝わりません。お子様にとって本当に良いものを提供できますので、アシストを検討の際は、個別説明会への参加を推奨しております。費用は一切発生しませんので、気兼ねなく参加していただけたらと思います。

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